車検について

車検はいつまでどこで受けるのがいいか

国内の公道を走る自動車は2年に1度車検を受けなければなりません。

車検では整備士が自動車の状態をチェックしてくれます。
国で定めている基準と照らし合わせて安全に走行できる状態かどうか吟味し、基準と合致しない箇所は必要に応じて修理を行います。この際にエンジンオイルの交換やラジエーター液の補充なども行うのが一般的です。

摩耗したワイパーや切れたランプの交換などを行うことがよくあります。

車検をいつまで受ければいいか知りたい場合は、車のフロントガラスを見てみましょう。

真ん中の上の方に貼られているシールに車検満了日の日付が書いてあります。
その日付の1ヶ月前から受けられます。車検満了日を過ぎてしまうと、公道を走られなくなるため早めに受けておきましょう。

車検をやってくれるのは、主にディーラーや販売店です。カー用品店やガソリンスタンド、車検専門の業者などもあります。
安心できるところに依頼したいなら、ディーラーや販売店などがいいでしょう。
安さを優先したいなら、車検専門の業者です。

 

車検のときに支払う費用

車検を受けるときには10万円くらいかかるのが一般的です。
しかし、依頼する業者によっても差があります。安さを謳っている業者の場合には、最低限必要な点検と整備だけを行っているケースが多いです。

これに対して、ディーラーの場合には、最低限必要なことに加えて、車を長持ちさせるための整備もやってくれます。
そのため、点検費用や整備費用が少し高くなるのです。

また、車検のときには税金や保険料などもまとめて支払います。
自賠責保険料と自動車重量税です。向こう2年間にかかる分を一括で支払うことになるため、車検に通っている車なら自賠責保険と自動車重量税が未納の車はないということになります。

車検を受けるときに、自動車税の領収書も必要になることから、車検制度は税金の未納を防止する役目も果たしているのです。

重量税は車両重量やエコカーかどうかによって異なりますが、1~3万円くらいの場合が多いです。

自賠責保険料は年によって変動しますが2017年は2年分で25,830円です。

これに運輸支局に支払う手数料が1800円加わり、点検費用や整備費用と合わせた金額を業者に支払います。